毛について
毛とは
毛とは、手のひらと足の裏以外の全身のほとんどの部分に生えている、皮膚の一部です。 皮膚から飛び出して生えていて色も違うので、皮膚とは別の組織と思いますよね。 しかし、生物学上は皮膚の一部とされていて、哺乳類の毛は皮膚が角質化したものとされています。
どうして毛が生えるの?
毛の役割
毛は、もともとは体温を保ち、体の表面を保護するなど多くの役割がありました。 しかし、人間の生活環境の変化と共に、毛の機能は重要性を持たなくなってしまいました。
ホルモンと毛
男性ホルモンが多いと毛も多くなるという話を聞いたことはありませんか?
これは、性ホルモンが毛の生育などに関係しているからと言われています。実際、男性ホルモンが多いと余分な毛が生えるようですね。
ただし、眉毛やまつげなどは、性ホルモンの影響を受けない毛なので、ホルモンの量とは関係なく生育します。
ちなみに、男性ホルモンが多いとムダ毛は増えて髪の毛は減ります。
毛の構成
毛は、毛球、立毛筋、エクリン腺、アポクリン腺で構成されています。
毛球
毛球は、毛が成長するために大事な部分です。毛を抜くと、根元に丸い球みたいな部分がありますね。これが毛球です。 毛球では細胞分裂が頻繁に行われていて、分裂によって毛が成長しています。
立毛筋
毛を立たせたり寝かせたりする働きを持つものが立毛筋です。「筋」ですが、自分の意志で動かすことができません。
エクリン腺
汗を出す部分がエクリン腺です。全身に分布しています。
アポクリン腺
アポクリン腺もエクリン腺と同じく汗を出す働きを持っています。アポクリン腺はワキなどの特定の場所に分布していて、ここから出る汗が臭いの原因になっていると言われています。
キューティクル
キューティクルは、毛の外部を覆う膜です。キューティクルがダメージを受けると、毛が痛んだりします。
毛の成分
毛の大部分はケラチンと呼ばれるタンパク質で作られています。ケラチンはとても丈夫で腐りにくく、長年置いておいても形をとどめておくことができます。
また、毛は水分も含んでいます。
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